株式会社エンジェル・トーチは、株式会社ＡＤワークスグループ（東証プライム市場上場、証券コード：2982）が『第1次中期経営計画』（2021年12月期～2023年12月期／2021年 5月13日発表）で掲げる資金調達の多様化、価値創造のための「知の探索」、そして「"脱"不動産事業収益」の機会獲得に寄与するべく設立されました。 さらには、米国はじめ諸外国に比べ大きく劣後しているシード／アーリーステージ企業の成長資金のみならず、ミドル／レイターステージ企業の事業資金も含めサポートしており、資金調達環境の整備という日本経済の喫緊の課題に対するソリューションになりうるものと考えております。

当社は、ＡＤワークスグループの一員として、ＣＶＣ事業およびファイナンス・アレンジメント事業を展開しています。ＡＤワークスグループは、ＣＶＣ事業をイノベーションのための「知の探索」機能と位置付け、2020年12月の事業開始以来100件超の投資対象案件を検討の俎上に乗せてきました。多様なシード／アーリーステージ企業の持つ貴重な可能性を目にしてきましたが、ＡＤワークスグループの投資余力だけではその成長を十分に支援できないという課題に直面しています。同様に、ミドル／レイターステージ企業の事業資金への需要も高まっています。これらの課題を踏まえ、私たちは『ファイナンス・アレンジメント事業』を立ち上げることを決定しました。

政府もスタートアップ支援に力を入れており、最近では新たな支援プログラムとして2022年11月24日に「スタートアップ育成5ヵ年計画」が発表されました。特に、技術革新や新しいビジネスモデルを持つ企業に対する資金提供やアクセス支援が強化され、当社の取り組みとも相まってスタートアップ企業の成長を後押ししています。
また、東京証券取引所も市場の活性化と企業の成長支援を目指し、市場区分の見直しを行いました。新しい市場区分制度では、成長性の高い企業やベンチャー企業のニーズにより適した上場支援策が提供されています。これにより、当社のファイナンス・アレンジメント事業の対象となる企業が、より適切な市場環境で資金調達を行えるよう支援されています

『ファイナンス・アレンジメント事業』は、これまでの経験と新興プレーヤーとのコミュニケーションから生まれました。私たちは、変わらぬ情熱と創造性、そして類例のない資金調達スキームをもって、クライアントのニーズに応えながら新たなビジネスチャンスを追求してまいります。
当社は、皆さまのビジネスの成長・成功に貢献するパートナーとして、常にそばにあります。